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「おつかれー」
「おつかれ!いっしょに帰ろ〜!」
夕方少し暗くなってきて、みんなぼちぼち帰り始める。
こんな時間まで学校に残っていたのは久しぶり。
麻実はバイトがあるからと途中で帰ってしまったので、一人で下駄箱へと向かった。
下駄箱のあたりは人がいっぱいで、みんなクラスTシャツを着てわいわい喋っている。
私はそんな集団を見てちょっといいなぁ、なんて思いながらも静かに靴を履き替えた。
暗くなってきたからなんとなく一人で帰るのは心細い。
だけど誰かを誘うのは苦手だし…
そんなことを考えていたら、ふと後ろから肩をトン、と叩かれた。
「よっ、お疲れ!」
誰かと思って振り返れば、またしても小高くん。
今日はよく会うなぁ…ほんとに(笑)
ちゃんともう制服に着替えてる。
「おつかれ、小高くんも今帰り?」
「うん、そうだよ。
西村は誰か待ってんの?」



