嫌味な視線を向けながらクスクス笑う女の子。
明らかに敵視されている感じで。
今まで話したこともなかった子なのに…。
それを見たら以前麻実に「琉衣くんとのことをみんなが噂してる」って言われたことを思い出して…
いつのまにかこんなふうに一部の女子から反感を買っていたんだと思い少し怖くなった。
「そ…そんな、別に私は…」
「あ、大丈夫だよ?べつに僻んでるわけじゃないしー。
ただ、釣り合わないって言いたかっただけ」
「……」
「アハハッ!じゃあね〜♪」
女の子はそう吐き捨てると、満足したように手をヒラヒラさせながら戻っていく。
私はその場に固まって、しばらく動けなくて。
当たり前のことを言われただけなのに、そう思われていたことが想像以上にショックだった。
そうだよね…。
普通はそう思うよね。
私なんかが琉衣くんと一緒にいたらおかしいよね。



