【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


比較的私は手が空いてたので、みずからガムテープを取りに行くのを申し出た。


1組はすぐ隣。

廊下に出てドアの前まで行くと、さっそく入り口に試しに貼ったらしい看板が可愛く飾られている。


どうやら学祭ではパンケーキ屋をやるみたいで、みんなパンケーキの絵が描かれたTシャツを着ながら作業をしていた。


中を覗くとワイワイ楽しそうな声が聞こえてくる。



「琉衣く〜ん♡ここの色塗りお願いしていーい?」


「あー了解」


「あっずるーい!

琉衣くんこっちもやって〜♡」


「おいっ、お前ら琉衣にばっか頼むんじゃねー!!

俺にも仕事よこせや〜!」


「きゃはは!」



案の定琉衣くんは大人気で、みんなに囲まれながら楽しそうに仕事していた。


こうやってクラスメイトと戯れる琉衣くんを見るのって、なんだか新鮮だ。