【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


その後も琉衣くんは靴下を買うとか文具を買うとか色々とお店をまわって、私はずっと彼の買い物に付き合っていた。


だけど別に退屈じゃない。

むしろ楽しくて。


琉衣くんが普段どんなお店に行くのかとか、意外と普通のものを選んだりするところとか、変なところで吟味したりするところとか、見てるだけで楽しかった。



琉衣くんは私と違って基本迷わない。

すべて即決だ。


だけど時々私にどっちがいい?なんて聞いてくる。



さっきも靴下を選ぶ時にボーダーとチェックどっちがいい?と聞かれて…



「えっと…琉衣くんにはチェックが似合うと思うよ」


「はぁ?マジかよ」


「あっ…いや、ボーダーも似合うと思うけど…」


「どっちだよ」


「る、琉衣くんなら何でも似合うよ…!」


「それ答えになってねーし。

お前の好みでいいよ」


「うぅ…じゃあチェック…」


「わかった。じゃあボーダーにする」


「えぇ!?」


「…ぶっ、ウソだよ(笑)

仕方ねぇな、チェック履いてやるよ」