【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


「…ぷっ、なに凹んでんの?

間に受けんなよ」


「え…!」



だけど私が少し暗い顔をしたら、それに気が付いたのかすかさず突っ込まれて。


どうやら冗談だったみたい。


琉衣くんのイタズラな笑顔にまた胸がどきんと音を立てた。



なんだかさっきから私、一喜一憂してる。


本当に振り回されてばっかり。



「わっかりやす…(笑)」


「…っ//」


「コロコロ顔変わんなお前」



琉衣くんはそう言って私の頬をぷにっとつまむ。



「わっ…!//」



そんなちょっとしたスキンシップですら、私はいちいちドキドキして赤くなってしまう。


はじめは男の子に慣れてないからだと思ってたけれど、だんだんとそれが琉衣くんだからなんじゃないかって思えてきた。



琉衣くんは誰にでもこういうことするのかな?

他の子にも笑ったりするのかな?


そんなこと考えたりして…


どうしちゃったんだろう私……