ほら、やっぱり!
からかったんだ…!
「…お、思って…ない!!///」
なんだかもう恥ずかしくて涙目になってくる。
琉衣くんってけっこうイジワルなんだ。
私の反応が面白いのか吹き出したように笑い出す。
やだ…もう、
ほんと私ってバカすぎるよ…。
だけど次の瞬間、急に右手が温かいものに包まれた。
どきっ…。
それは…
他でもない、琉衣くんの左手。
う…ウソ…
「まぁ、このくらいならしてやってもいいけど?」
「…へっ?//」
思わず声が裏返りそうになる。
だって……あの琉衣くんが、手を…
繋いでくるなんて……!
「だって付き合ってるフリ、すんだろ」
そう言って不敵に笑う琉衣くんの顔は、優しかった。
どうしよう…
さっき見たキス以上にドキドキが止まらないよ…。



