【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


琉衣くんは無表情のまま聞いてくる。


いやいやなにそれ、そんなわけない!!


私は思いきりブンブンと首を横に振った。



だけどなぜか琉衣くんはスマホをポケットにしまうと、私に近づいてきて…



どきん…



片手をトン、と私の肩に乗せる。


そして下から突然私の顔を覗き込むように……



う…ウソ……、


きゃぁぁ〜〜〜っ!!!!



ーーゴツン!



「…いたっ!」



だけど触れたのは琉衣くんの唇ではなく、額だった。


いつかの頭突き、再び……。



「…プッ、バーカ」


「……」



あぁ……


私なにを勘違いして……。



琉衣くんは急にクスクスと笑っている。



「お前があんなキスに興味津々だとは意外だったわ」


「…なっ!///ち、ちがうよっ…!!

そんなんじゃないよ…!!」


「今されると思った?」


「…っ!?///」