目的のレストランまでは電車で一駅。
初めて琉衣くんと一緒に電車に乗った。
誰か知り合いに会わないかな…なんてキョロキョロして。
道行く人や乗客がみんな琉衣くんを見てた。
琉衣くんには人並み外れたオーラみたいなのがある。
誰もが振り返るくらいのルックスで、立ち振る舞いも堂々としてて。
その隣でオドオドしてる自分が、すごく不似合いに思えて落ち着かなかった。
だってみんな琉衣くんに目をやったあと、すぐに私を見る。
そして時にはヒソヒソと話す声が聞こえたりして。
「きゃーきゃー!♡
やばい!あの人超カッコイイ〜!!」
「ほんとだ!隣の子彼女かな?いいなぁ〜♡」
「あんな彼氏超羨ましい!!
でもなんで手繋がないのかな?」



