【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜


やっぱり冷たい反応。


迷惑そうにして。


だけど、琉衣くんの表情はいつもどこか儚げで、その態度はいつだって強がりのようにも見える。



私はさりげなく彼の隣に立って、手すりに腕をかけた。


琉衣くんはそんな私を見て、眉間にしわを寄せる。



「…っ、だからなんだよ。

用済んだんなら帰れよ」


「あっ、あのねっ!!」


「……」


「さっきは…余計なことしてごめんなさい…」


「は?」



もしかして、誤解されてるんじゃないかと思って。


これだけは伝えておこう。



「でも私別に…

小川さんのこと庇いたかったわけじゃないから…」