もっと、君に恋していいですか?

なるほど、確かにそうかも知れない。

甘いものがあまり得意ではない自分はケーキバイキングなんか行った事がない、と薫は妙に納得した。

「確かにそうかも。長野さんも一緒に行っていいか聞いてみようか?」

「えっ、いいんですかぁ?良ければぜひご一緒したいです!!」

嬉しさのあまり、つい高くなってしまった梨花の声を聞き付けて、周りの女子たちが身を乗り出して話に加わる。

「えっ、ナニナニ?どこ行くんですか?」

「ビアガーデン。」

「わぁ、いいですねぇ!!私も行ってみたい!!」

「私も行ってみたいです!!」

「ええっ?ビアガーデンだよ?」

「行った事ないんで、興味あります!!」

「ああ、そう…。じゃあ…聞いてみるか。」

薫はつなぎのポケットからスマホを取り出し、電話帳画面を開く。