もっと、君に恋していいですか?

SS部に戻った薫は、パソコンに向かって今日の業務日報を打ち込んでいた。

「卯月さん、お疲れ様です。」

後輩の長野 梨花がパソコン画面から外した視線を薫に向けて、にこやかに笑った。

「お疲れ様。」

「今日、ものすごく暑かったでしょう?」

「そうだね。おまけにキャンペーン効果で大繁盛だったからね…すっごく汗かいた。」

「麦茶でも入れましょうか?」

「いや、大丈夫だよ。ありがとう。」

まるで外回りから帰ってきた男性営業マンに対する気遣いのようだと、薫は苦笑いする。

(まぁ、似たようなもんか…。)

薫は業務日報を仕上げると青木部長のパソコンに送信して、タバコを持って席を立った。

喫煙室でタバコを吸いながら、薫はつなぎのファスナーをおへその辺りまで下げ、袖をお腹の前で結んだ。