もっと、君に恋していいですか?

「ん?あの二人…楽しそうでしょ。」

「仲良しだな。」

薫と志信がそんな事を言っていた時。

石田が少し身を屈めて、梨花に耳打ちした。

梨花が石田の顔を見てうなずくと、石田は梨花を抱き寄せて、頭を撫でた。

「あっ…。」

薫と志信は、思わず顔を見合わせた。

「うまくいったの…?」

「そうらしい…。」




水族館を出た後、途中で休憩を取るまで、男女別れて車に乗る事になった。

薫の車の助手席には梨花が座った。

後部座席ではありさと美咲が、恋バナで盛り上がっている。

「楽しかったですねぇ。」

「また行こう、みんなで。」

「そうですね。また行きましょう。」