もっと、君に恋していいですか?

志信は薫の目を見つめて、手をギュッと握り直した。

「オレはさ…薫とずっと一緒にいたいって思ってる。ずっと、オレだけの薫でいて欲しい。」

「うん…。」

「指輪は、“薫を必ず幸せにする”って言う、オレの気持ち。」

志信の言葉に、薫が嬉しそうに微笑んだ。

「ありがと…。でも…いいの?ネックレスももらったのに…。」

志信は薫の襟元で揺れるウサギのネックレスに指先で触れた。

「このネックレスは“いつも薫を想ってる”って言う、オレの気持ち。」

「うん…。」

「いつかは…。」


“オレの奥さんになってくれる?”


そう言いかけて、志信はその言葉を大切に胸にしまった。