もっと、君に恋していいですか?

それからしばらく、川辺で水遊びをした。

手や足を冷たい水に浸したり、男たちは子供のように水を掛け合って、洋服がびしゃびしゃになるまで遊んでいた。

「しかし暑いなー。喉渇いた。」

前川が呟くと、薫が立ち上がった。

「私、何か飲み物もらって来る。」

すると志信が慌てて薫を止める。

「いや、オレが行くからいいよ。」

薫を気遣う志信を見て、みんなはまた何か言いたそうにニヤニヤしている。

「ホントに仲良しですねぇ…。」

「笠松、見せつけんな!!羨ましいぞ!!」

「石田さん、やめて下さいよ…。」

石田に冷やかされ、薫と志信は照れ臭そうにしている。

「悪いなー、正直で。じゃあ、オレも行く。」

二人で飲み物を取りに行く途中で、石田がトイレに行くと言ったので、志信は一足先に炊事場に向かった。