もっと、君に恋していいですか?

随分夜も更けた頃、志信がタバコの火を灰皿の上でもみ消して、時計を見た。

「もうこんな時間だな。」

「ホント、早いね。明日もあるし、もう休もうか。」


ベッドに一緒に横になって、志信が腕枕をすると、薫は嬉しそうに笑って志信の肩に頬をすり寄せた。

「ふふ…幸せ…。」

「オレも。」

志信は薫の髪を優しく撫でながら、薫の額にキスをした。

「薫、疲れてるよな。」

「ん?まぁ…そうかな。ずっと忙しかったのもあるけど…体より気持ちの方が疲れてた。」

「疲れてた?今は?」

「今は体が少しだけ。」

「んー…やっぱり…今日はこのまま寝よ。あんまり薫に無理させたくないもんな。」

「無理って…。無理してるのは志信でしょ?」

薫がおかしそうに笑うと、志信は体を起こして薫の上に覆い被さった。