もっと、君に恋していいですか?

「そうしたら付き合えるか?」

「うーん、やっぱないな。卯月さんと付き合う男なんて、相当の物好きだろ。」

(悪かったな!!オレがその彼氏だよ!!)

我慢も限界に達して、志信は席を立った。

「オレ帰る。」

「なんだよ、急に。」

「やっぱ合コンなんて面白くもなんともない。かわいい子もいないし、めんどくさい。」

「えっ?!」

志信は財布から五千円札を取り出して、叩きつけるようにテーブルに置いた。

「オマエらなんかに何がわかる。女のうわべしか見てないくせに。」


志信は鞄を手に、店を出た。