もっと、君に恋していいですか?

「仕方ないな…。でも飯食って酒飲んだら帰るよ、オレ。」

「まぁそう言うなよ。今日の合コン相手は経理部の女子だぞ。かわいい子だらけだぞー。」

「ふーん…。」




その後志信は、会社の近くのダイニングバーで開かれた合コンに参加した。

珍しく合コンに参加した志信に、他の同僚たちは驚いた様子だった。

ガードが固くて滅多に女子からの誘いに応じないと噂の志信が参加した事で、女子たちはここぞとばかりに志信に近付こうと声を掛けた。

元々こういった席が好きじゃない志信は、女子から話し掛けられても無愛想に相槌を打つ程度で、ひたすら食べたり飲んだりしていた。

最初こそ志信にあれこれと話し掛けていたものの、なかなかなびかない志信をあきらめた女子たちは、次第に他の同僚たちと盛り上がり始めた。