それから暫く2人の後を離れた位置から追いかけ、彼女の家であろう場所で足が止まる。
私は電柱の影に隠れてその光景をじっと見つめていた。
”凪ーぃ、今日は泊まってかないの?”
”ぁあ。今日は辞めとくわ。ちょっと大事な用があるから。”
”ぇー、例のあの子のとこ行くの?”
”そうだけど?最近忙しくて会いに行けてなかったし、それに喧嘩したまま謝れてないしな。”
ぇ、それって…もしかして…
”相手高校生でしょ?やめなよ、もう会いに行くの。お子ちゃま相手じゃつまんなくない?”
やっぱり。
聞こえてくる会話の流れからして、今まさに話の話題は私だ。

