私は透の右腕をつかむとグイグイ引っ張って透の家を出る。 「あ、おばさん、おじゃましました!透借りていきます!」 庭の手入れ中のおばさんにも声をかける。 「桃ちゃんなら好きな所へ持って行っていいわよ、透なんて」 「おい、母さん、そりゃねぇだろ!!」 透がなんか言ってるけど、早く家に行かなゃ! 私のお母さんなら、きっとこの理由がわかるはず!