倒れている透を見て富士峰先生が驚く。


「急いで保健室へ運びましょう!」


「ああ!」


安堂先生が透を軽々と背負い、富士峰先生と一緒に階段を駆ける。


私は追いつけなくなっていったけど、必死に階段を駆け下りる。




━━━━━透、無事でいて!