「……しょうがないなぁ」 私はいやいやこぎ始める。 でも、二人乗りなんて滅多にしない。 しかも遅刻してしまいそうで急がなければいけない。 だけど、疲れてきてどんどんスピードはゆるんでくる。 「………透………………もう……無…理………」 ゼエゼエと息を切らして透に助けを求める。