「ところで希依さん!なんでフードをかぶってるんすか?」
ピクッ
まさかそんなことを聞かれるわけないと思い込んでいた私は少し動揺する
でもそんなのは一瞬だけ。
みんなが受け入れてくれたんだから。
私もそれに応えないとね
『とりあえず敬語禁止ね。あと希依って呼んで。フードは……まぁいろいろあってね。学校では謎のフード女とか言われてる』
「り、了解!あれ希依だったんだ!」
下っ端が敬語じゃなくなったことが私はただ純粋に嬉しかった。
『うん。でもとるね』
あのことはまだ話せない
だから今はこれで許してね…
「ええっ!?きーちゃんフードとるの!?みたいみたい!」
天使さん、あなたはさっき見ただろう。
別にいいけど。

