極道に愛されて。



「あぁ。いい名前だ。お兄ちゃんがいい名前付けてくれたな。望。」




「ねぇ、竜希。なんで望なの?」




「僕、守る人を探してたんだ。今、見つけたから。望は僕の望みなんだ!」




「そうだな。竜希はお兄ちゃんだもんな。妹を守るのもお兄ちゃんの仕事だ。」




「でも、よく知ってるわね。望みなんて言葉。」




「先生が、この前話してたの。みんなには希望がありますか?って。
僕の希望は、望なんだって思った。」




先生が話していた時は、あんまり思いつくものはなかった


でも、今ならある




「パパ。僕、パパみたいにかっこよくて強いお兄ちゃんになる!」




パパは、少し驚いた顔をしていたけど、すぐに笑って頭をなでてくれた