「もしもし?」
「竜希か?赤ちゃん生まれたぞ!ママと病院にいるから、珀とおいで。待ってるからな。」
ブチッツ-ツ-ツ-
赤ちゃんが、生まれた…?
「竜希君、病院行きましょう。門で待ってますから、着替えたら来てください。」
トイレに行こうとしていたことなんて忘れて、急いで部屋に戻り着替えを済ませた
門まで走っていくと、珀おじさんがドアを開けてくれた
車が動き出してからも、僕は早く赤ちゃんに会いたくてうずうずしている
「竜希君も、今日からお兄ちゃんですね。」
みんなにお兄ちゃんだねって言われるけど、お兄ちゃんって何をすればいいんだろう
でも、答えはすぐそこにあった
病院について、珀おじさんがママの部屋まで連れていってくれた
「ここにママとパパがいるの?」
「はい。赤ちゃんもいますよ。」
コンコン



