極道に愛されて。



「竜希には、まだ少し難しいかな?パパが言ってることは少しすつ分かればいい事だから。
喧嘩がダメとは言ってないんだよ?でも、全部が喧嘩で解決するわけじゃないの。」




やっぱり、僕には分からない


パパやママは、僕が弱いままでいいのかな?




「今日は疲れたでしょ?ご飯たくさん食べて、たくさん寝なさいね。」




「うん。僕自分の部屋にいるね。」




僕は、逃げるように部屋から出ていった


僕は本当にこのままでいいのかな?


谷川君からバカにされたままでいいの?


いいわけない



でも、どうしたらいいの?



色んなことが頭を巡り、どのくらいの時間ボーッとしていたのか分からない



気がつけば、夜になっていた


いつもなら、ママが夜ご飯出来たよって呼びに来てるはず


何かあったのかな?

そう思い、ママの部屋に行ってみると、とても苦しそうにしているママの横で、背中をなでているパパがいた




「ハァ…。治まった。琉斗ありがとう。あれ?竜希どうしたの?」




さっきの苦しそうな顔が嘘みたいに、僕に笑顔を向けてくるママ




「ううん。何でもないよ。」