珀おじさん待たせちゃうから、行きたくない
それが本心
でも、なんか、行かなきゃいけない気もする
「来てくれればわかるさ。絶対来いよ!」
そう言って、どこかに行ってしまった
珀おじさんに連絡しなきゃ
そう思い、学校の時だけ持たせてくれるスマホをとりだし、連絡しておいた
次の授業は道徳の授業だった
〝希望〟は何ですか?
それがこの授業の内容
特に思い浮かぶものはなくて、そのまま授業は終わってしまった
その後の授業も終わり、屋上に向かった
ドアを開けると、また珍しく谷川君は一人だった
「おっ、ちゃんと来たか。」
「何するの?僕早く家に帰りたいんだけど。」
「すぐ終わるさ。でも、俺と喧嘩してくれたらな。」
喧嘩?
見たことはあっても、やったことは無い
「できるよな?カッコイイパパに教えて貰ってるんだろ?
あっ、まさかパパも弱いからお前も弱いのか?クククッ」



