極道に愛されて。



「なに?」




振り返ると、いつも友達と一緒にいる谷川君が一人だった




「お前の家って、なんで弱っちいの?どうせ、お前のパパもだっせぇんだろ?」




パパが弱い?


そんな訳ない


だって、いつも僕やママを守ってくれてる




「パパは弱くなんかないよ。すごいカッコイイ自慢のパパだよ。」




喧嘩は嫌いだけど、パパが喧嘩をするのを見ると、綺麗だと思う


そんなパパはカッコイイ




「じゃあなんで神楽はあんなんなんだよ。うちなんてもっとカッコイイものもいっぱいあるぜ?
銃とかもたくさんな!」




すごい自慢げにでそう言われた


神楽も銃はある

でも、ずっと持ち歩いてる人はいない


持つのは本当に必要な時だけなんだって




「なぁ、今日の放課後、屋上に来いよ。」




「なんで?」