極道に愛されて。



「もし私を、神楽の敵とみなしたなら今すぐここで、殺して…。」




本気でこう思った


神楽に殺されるなら本望だ



もし、殺されずにここを追い出されたら、それこそ竜がいなくなった時と同じ道を辿ってしまう




「本当に、良いの?」




そうお母さんに言われた


私は静かに頷くと、敵とみなされたと言う事を自覚した


お母さんはお父さんから離れ私に近づいてくる

私は立ち上がりお母さんと視線を合わせた




「捺希…。」




後ろで今まで何も言わなかった琉斗が声を漏らした