「先生も、実は昔から
七星と同じ力を持ってるんだ
七星は信じられないかもしれないが
本当なんだ。
七星の好きな人が颯斗ってことも知ってる
先生と手を組まないか?」

先生が私と同じ力を…?

信じられないけど

先生の目を見れば嘘をついていないことが

誰にでもわかるだろう。

私は決心した。

「わかりました。」

「これから何が起ころうと後悔するな。」

先生の言った言葉には深い意味がある。

そう思った。

何をするかはだいたいわかっていた。

人殺し だろう。

「わかっています。」

「うん。
七星、君には恨みの相手がいるだろう?」

恨みの相手…