「あー!!恵美!遅いぞ‼それに悠愛もぉ!」

学校に着くなりあたしたちに抱きついてきたいお

2時間目の始まる前に学校についた

「こら!いおー?二人には事情があったんだから、あんたは席につくの!」

まこは、本当にしっかりしていてうるさいいおでも、話を聞く。

「はーい。てか、橘くん来てないんだけど知らない?なんか、恵美が来たら罰として探してこいって先生が言ってたよ‼鞄はあるんだけどさぁ」


ちょっと待って。おかしいよね
なんで、あたしが?罰としてじゃないわよ!

「恵美理ー行ってきな‼荷物なら私が預かるから」


まこに言われたら断ることなんて出来ない

だ、だって、今も目付きが怖いんだもん……

「うっ……行ってきます……」

どーせ、すぐ見つかるし
別にいいんだけどね?











……ほら、いた。

立ち入り禁止と書いてある屋上のドアが開いてるんだもん
そんなの、ヤンキーみたいな橘が入るに決まってるじゃん

「し、失礼しまーす……」
なんで、あたし、挨拶なんかしてんだろ。

「た、た、た、た、橘……何してるの?」


橘は意外とすぐ、近くにいた。
あたしを見るなり目を見開く

昨日のことがフラッシュバックしてくる

「恵美理……お前、何でここに……」
それは、こっちの台詞です