キミの隣 ~何度だって伝える~

「ちょっと、いおー?あんたねぇ!」


まこが、顔を真っ赤にしていおを怒る

まこが照れるなんて新鮮すぎる


かわいすぎる



「いつ、好きになったの?」


悠愛にはデリカシーって言葉が通じないみたいで……

バンバン質問をしていく


「あたし、図書委員に入ってるじゃん?そのとき、毎回隣の席に座る先輩が気になってて……

この前一緒に帰ったときに好きなんだなって思って」


やばい。なにそれ


可愛い。

「はーい。話は終わり!ほら、二人とも?いおにやってもらうんでしょ!あたしの話はもう、いいから!」


まこは、追い払うようにあたしと悠愛をいおの方に向ける


「よーし!完璧!
まこは、先輩のために‼悠愛は加々美くんのために!恵美は、橘のために!うちは、いい男を見つけるために‼


頑張るぞー!おー!!」


いお……バカだな