クラス表を確認するとあたしと悠愛は同じクラス


「悠愛ー！一緒だよ！一緒！嬉しすぎる！」


あたしが、悠愛の手をもってピョンピョン跳ねてると悠愛はあたしに呆れてた。


親友と同じクラスだよ？普通なら嬉しいと思うのに悠愛は少し、切なそうな顔をしてる。


なんか、あるかなぁ。


教室につくと座席表が、張ってあった。


あたしは……窓側の後ろ！？

一番目につかないところだ。


悠愛は、私と二つあいて前にいる


離れちゃったかぁ。






そこから、席もだんだんうまってきたんだけど。


あたしの隣だけは来てない。


初日から遅刻とか、勇気あるなぁ。



「すいません、遅れました」



金髪がかった制服を乱してる男がはいってきた。


まさか、あたしの隣の人じゃないよね？

うん。ありえない。



なのに、



「あー。橘。お前のとなりは嶋野だ。」


せ、先生！？何を……


高校初日からあたしは最悪でした。