次の日になって、悠愛はいつものように迎えには来なかった。

そりゃあ、そうだよね。

１人の朝は凄い静かで寂しかった

「……恵美。あなた、本当にどうしたのよ。悠愛と何かあったの？」


学校についたとき、ちょうど下駄箱でまこにあった。

「実はね……悠愛に好きな人ができてさ応援しなきゃいけないってわかってるんだけど千智のこと考えたらなんか、応援できなくてさぁ」


あーそういうことね。ってまこは言ってまた、笑った。

「仕方ないよ。でも、そんなので切れるほど安い友情じゃないでしょ？」


まこの言うこと一つ一つにはすごい説得力がある

この頃はあたしとまこ、いおと悠愛っていう別れ方をしている。


「恵美おはよ！悠愛と何かあったらしいじゃん。」

教室につくなりいおが話しかけてきた。

「いお……おはよ。ごめんね！」

大丈夫だよーと言って机に戻っていった。


あたし、悠愛と元に戻れるかな？