目が覚めると学校だった。
丁度一時間目が終わった様だった。
休み時間になると、周りの子達はワイワイ集まって気になる人の話だとか、親や先生達の悪口を言ったりする。
マホには友達が居なかった。
別にいじめられたりしている訳ではなかったけど根暗なせいか誰も自分に話掛けようとはしなかった。

マホはそんな自分が嫌いだった。