「いらっしゃいませ2名様でよろしいですか?」 「はい」 「では、お席にご案内します」 二人用のテーブルに案内され、あたしたちはそこに座った。 「ご注文決まりましたらお近くの店員に声をお掛けください」 そうして店員がいなくなった途端、唯翔はテーブルにぐでーっとなった。 「まじ疲れたわ今日、ねむ…」 「あはは、変なの。いつもそんなに疲れてたっけ?」 「…あ、いや、いつもと練習メニューちがってさ」 ん?変な唯翔。 なんてそこで口ごもるんだか。