獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~






「ねぇ、本当に大丈夫?」



「大丈夫だって言ってんだろ?」





俺は持っていたグラスを意味もなく揺らしながら、そう言い放つ。



さっきよりは頭も冷えて、気分もだいぶマシになってきたし。

本当に大丈夫だ。






「それならいいけど」







女嫌いの俺だけど、雫はどうやら“特別”らしい。


特別といっても、それは恋愛的な意味も含まれているようで。




自覚したとき、俺は結構戸惑った。






雫以外の他の女で大丈夫なのは、望空さんくらいだ。


まあ俺的に、望空さんは「女」ではなく「先代」というカテゴリーで見てるから、大丈夫なんだろうけど。





「女」として意識して大丈夫なのは、――雫、一人だけだ。