獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~









そしてさらに時間が経過し、

気づけば、午後8時近くになっていた。








「ふー、やっと解放だよぉ」



深く息を吐きながら、やっと郁人が俺らと合流した。





「お疲れ、郁人」



新平が郁人の方を軽く叩きながら、そう声をかける。





「郁人、大丈夫?」



雫は心配そうに、郁人の顔を覗き込んだ。




「大丈夫だよー」



郁人は見栄をはって、営業スマイルではない優しげな笑顔を向けた。






……さすが、郁人。


好きな奴には、自分の疲れてるところなんて見せたくない、って感じだな。