獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~





女嫌いの蓮翔さん。


この反応は、想定済みだ。






「はっ、初めまして!……雫、っていいます」



少し緊張しながらも、雫はそう言って頭を下げた。




やっぱり苗字は言えないか。


雫の苗字は未だ知らない。







「雫?……あー、博さんの」



「は、はい!」




「なるほどね……」







なにが「なるほど」なのか、さっぱりわからない。


が、蓮翔さんの顔はいつもどおりに戻った。





「アオイ、もうそろそろなんだろ?」


「ああ」



「参加できなくて残念」