獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~






郁人は、少し頬を赤らめてそう言った。



郁人もこういう時、素直だよなー。


見習いたいが、絶対俺にはできない。






「ありがと」



雫はホッとして、笑みをこぼす。




どうせ社交辞令とかお世辞だとか思ってんだろうな。


けど、まあいいか。




雫が笑ってくれたから。







「そろそろ行かないと、郁人間に合わないんじゃないのか?」



郁人は主催者の義理の息子だから、少し早めに行かなければならない。

いろいろ準備やら挨拶やら、あるのだろう。




竜は気を利かせてそう言うと、郁人は「そうだね」と頷いた。





そして俺たちは、郁人が先に行くなら俺たちも、ということで、少し時間は早いが、郁人の家へ向かうことにした。