獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~







「似合ってるよ、二人共」



新平が、さらっとお世辞を言う。




竜は似合ってるとしても、俺は似合ってねぇよ。


ま、褒められて悪い気はしないがな。






「あ、雫ちゃん準備できた?」






郁人が、雫の部屋の扉が開いたことに一番早く気づき、声をかけた。




「で、できたけど……」


似合ってるか不安なのか、雫は部屋から出てこない。





「か、髪の毛とか巻いてみたんだけど……、パーティーだから少しだけお化粧も………そしたら変に、なっちゃった…かも」






自分の見た目くらい、自覚しとけよ。


どんだけ無自覚なんだよ。





自分のことにも、俺らのことにもさ。