――そして、あっという間に土曜日になった。 「はい、雫ちゃんはこれ着てね」 パーティーは、午後7時から。 現在の時刻・午後5時半。 郁人は家から持ってきたドレスを、雫に渡す。 「ありがと」 どんなドレスかはわからないが、きっとどんなドレスでも雫に似合う。 そう思いながら、俺も郁人が用意したタキシードに着替えた。 「変な感じだな」 「同感」 着替え終わり、竜の呟きに俺は頷いた。 慣れてねぇからか、息苦しい。