年の差とか、頭を過るけど、 それでも深く心に刻まれていく。 雫への “家族以上”のこの愛を。 「溺れたな」 「え?」 「いや、なんでもない」 あぁ、しまった。 予想外だ。 こんなにもあっさりと、認めてしまえるほど いつの間にか雫に――……。 俺は口元を方手で覆い隠して、チラッと横目で雫を見る。 雫は俺の視線に気づいて、首をかしげた。