獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~









「辛かったな」




「うっ……、は、博ぅ……」





雫の震えている小さな背中を、俺は優しくさすりながら言う。



ごめん。

そんなことしか言えなくて、慰めることしかできなくて、ごめん。






雫の闇を完全になくすことができなくて、ごめん。









「でも、大丈夫」



「……博?」






「俺がいつもそばにいてやるから」








何もできない俺だけど、


せめて、雫の家族になりたいんだ。