獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~






雫の全てを諦めたかのような乾いた笑顔を見ているのが、辛くなった。


そんな笑顔、見たくないんだ。





俺は無意識に、雫の濡れた頬に手を添えていた。


優しく、壊れないように、と。






「は、く……?」



「言っただろう?雫のこと、嫌いになるわけないって」







大丈夫。


大丈夫だから。




その魔法の言葉が、雫の“光”になってくれるように。





俺は優しく微笑んだ。


受け入れるよ、雫の全てを。






だから、教えてくれ。



雫の抱えているものを、分けてくれ。