「紅……」 なんて言えばいいのかわからなかった。 明かされた真実に、驚くことしかできなかった。 「そして、」 雫の瞳が、さらに闇を帯びたことに気がついた。 ああ、ここから先、 雫が話すのは、雫にとって触れられたくない過去なんだと 改めて俺は思った。 「紅組を滅ぼしたのは、私なの」