獣★愛SS~最強ケダモノ男子の特別視線~








「望空って子、知ってるよな?」



「うん」







「彼女が、行方不明なんだ。パトロールしてから4時間も経っているのに」







俺は真汰から聞いた情報を、雫に話した。


雫に言っても、どうにもならないことはわかっている。




だが、己の勘が言っている。






雫にちゃんと状況を説明しろ、と。









『どうすればいいんだよ……!』








電話越しに、真汰のもがき苦しんでいる声が聞こえてくる。


相当、焦っているのだろう。



少し声がかすれていた。