雫の言葉に、ドキッとした。 雫も、同じことを考えていた……。 驚きと、戸惑い。 勘がいいとよく言われる俺。 的中率はきっと高い。 そんな俺と同じように、嫌な予感がしたのか? 雫の表情が、だんだんと暗くなっていく。 なにか、答えなければ。 「だ……っ、」 大丈夫。 その言葉が、出なかった。 ――プルルルルル♪ 沈黙を破ったのは、俺でも雫でもなく、携帯の着信音。