『今日傘忘れちゃったみたいで。でも僕が送っていくので大丈夫ですよ。』
突然、知らない男の人の声が聞こえて。
その言葉と同時にスッと誰かの腕が私の肩に回った。
『!?!?』
いきなりのことで驚いて声が出ない私。
きっと人違いしてるんだ…!教えないと…
だけどそんな考えはすぐに吹き飛んでしまった。
『____________…』
脳に直接響くような透き通った声が耳元で聞こえたから。
それから私が覚えているのはその彼が傘を貸してくれたことと彼らの後ろ姿だけだった_____。
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