【短】気付いたら君を見てた













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「おはよ、伊藤」

「え、あ。おはよう、羽田君」





その日は、なんだか妙に伊藤の元気がなかった。







普通には話すものの、笑顔が不自然というか、違和感があるというか。


それがわかっているのに、俺にはどうすることもできなくて。





そのまま、放課後になった。