奇聞録五巡目




図書館で本を取ったら、反対側に居た人と目があった。


ばつが悪く、軽く会釈する。


その人はニヤリと笑った。


口は耳まで裂けていた。


鎌を振り上げて、鎌が本に刺さる。


弾みでこっちの本が落ちた。



ニヤリと笑いながら、


「ワタシキレイ?」


と、言っている。



綺麗なわけねぇだろう。